青汁考察

前へ
次へ

青汁の気になるカロリー

カロリーとは我々が生活していく上での必要なエネルギーであり、脳をはじめとするからだの機能を動かすためには必要なものです。
カロリーは食事からとる摂取カロリーと基礎代謝とからだの活動に使われる消費カロリーに分類されます。
これらの摂取カロリーと消費カロリーの収支バランスを考えることが生活習慣病の原因となる肥満防止に役立ちます。
消費カロリーが大きいほど、からだの中の脂肪を燃焼させてエネルギーに変えて体脂肪を減少します。
その為にも、自分に適した摂取カロリーを知っておく必要があり、食事の内容と量・間食の有無に注意して消費カロリーを上回らないようにしなければなりません。
摂取カロリーは男女差・年齢・生活運動量などの要因によって異なりますが、1日当たりの摂取カロリーの目安は1800kcalから2200kcalの範囲に入ります。
当然、加齢に伴ってからだの代謝は低下していきますので、基礎代謝量は減少しますので、カロリー摂取量も若い頃と比べると少なくてすみます。
男性は女性と比べて臓器もからだの大きさも大きいため、基礎代謝量は高くなりますのでカロリー摂取量も高くなります。
このように、自分に適した摂取カロリーを知っておく必要があり、食事の内容と量・間食の有無に注意して消費カロリーを上回らないようにしなければなりません。

他の食品と比較しても野菜のカロリーは低いことが知られています。
例えば、ご飯を一杯食べると230kcalになりますが、これと同じ摂取カロリーをキャベツで取ろうとすると1ケ(1000g)分に相当します。
つまり、キャベツの摂取カロリーは23kcalになります。

野菜の中でも糖質を多く含むカボチャ(60kcal)、トウモロコシ(112kcal)などは摂取カロリーが高いですが、青汁に含まれる明日葉(33kcal),ケール(28kcal),大麦若葉(30kcal)などは非常に低いカロリーです。
野菜はカロリーの点からも健康的な食材といえます。

青汁の原料である緑黄色野菜が低カロリーであることから、市販されている青汁商品もカロリーは低いことが予想されますが、実際はどの程度なのか気になります。
青汁の飲み方に分けて次のようになります。

1 冷凍タイプの青汁
冷凍タイプの青汁は生の青汁に最も近いのですが、市販されている商品は15~35 kcal(100g当たり)の範囲になります。
なお、青汁の原材料であるケールは収穫時 期によってカロリーに変動があります。

2 粉末タイプの青汁
ほとんど商品は10~15kcalと非常に低いカロリーになります。
しかし、水で溶かさ ないで牛乳などで溶かす場合は、牛乳の種類によって、次のカロリーが加算されますの で注意してください。
(100ml換算のカロリー) *牛乳 65~75kcal, 豆乳 52~63kcal, 無脂肪乳 33~50kcal このように、有用な栄養成分を青汁に追加してとる場合には、多少カロリーは犠牲にす る必要があります。

3 サプリメントタイプの青汁
ほぼゼロに近い2kcalの商品も販売されています。
カロリーをなるべく少なくしたい 方にはサプリメントタイプの青汁はお勧めです。
比較するためにも、他の野菜ジュースの場合はどの程度のカロリー(100g当たり)を次に示します。

*トマトジュース(無塩タイプ) 20kcal (完熟タイプ) 35~40kcal
*野菜ジュース (ニンジン系) 30kcal (果物入り)  30~40kcal

青汁と比較しても多少高めですが、コップ一杯の量を飲むと青汁との差は広がります。
このように、青汁の摂取カロリーは他の食材・食品と比較して低いため、目的に応じて他の栄養成分の入った食品との組み合わせで飲むとかいろいろな工夫ができる健康飲料です。
ただし、幼児とか妊娠中又は授乳中の方にとって注意する必要があるのは、市販されている青汁商品の中には人工甘味料を添加して飲みやすくしている商品があります。
人工甘味料に使用されている物質が人体へ悪影響を与えているのはないかという論議が昔から行われていますので、充分にその点を知ったうえで飲むようにしてください。

ページのトップへ戻る