青汁考察

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青汁に潜む危険性

健康に良い青汁ですが、含まれる成分が健康を損ねたり、薬の効き目を悪くする場合がありますし、体質的に飲まない方が良い方もいます。
また、健康な人が飲む場合は問題なくても、大病を患った人や赤ちゃんには危険な飲み物になる場合があります。

パイナップルを食べた時に口内が荒れるのがシュウ酸の影響ですが、そのような方は注意が必要です。
シュウ酸アレルギーはわずかな量でも、重篤なアナフィラキシーショックになります。
シュウ酸はほとんどの青汁に含まれているので、注意が必要です。
また、体質にもよりますが、シュウ酸を過剰摂取すると、カルシウムと結合して尿路結石になる確率が高くなります。
シュウ酸が多い原料は、「ホウレン草」や「ブロッコリー」です。
「ケール」「モロヘイヤ」「明日葉」などは比較的シュウ酸は少ないので、体質的に結石ができやすい方は原料を確認してから購入しましょう。
膠原病や癌などでひどく体力が低下している場合、代謝異常をおこしていて、シュウ酸を分解できない可能性があり、病状が悪化する場合があります。
青汁は薬ではないので、病気を治そうとして青汁を飲むのは良くありません。

硝酸態窒素(硝酸)は成人の体内にもあるものなのですが、過剰摂取は発がん性があるといわれていたり、消化器官が未成熟な乳幼児には毒になります。
これは葉物植物が、化学肥料の窒素を硝酸態窒素に変えて養分として体に蓄えているもので、取り除くことができません。
葉物植物を原料とする青汁には、量の多少はありますが含まれていますので、乳児や幼児には飲ませないようにしてください。
青汁を購入するときは、産地や有機栽培などの栽培方法も考慮しましょう。

青汁の原料になる「ケール」「大麦若葉」「明日葉」などは、ビタミンKがたくさん含まれています。
ビタミンKは、血液を凝固させたり、骨粗しょう症を予防してくれるビタミンです。
しかし、血栓を治療するワーファリンという薬を飲んでいる方は、注意が必要です。
ビタミンKが薬の効果を相殺してしまうのです。
ワーファリンは、血管内で血液が固まり血栓ができるのを防ぐ目的で処方されますが、血液を凝固させる働きのビタミンKは真逆の作用をするわけです。
ほかにも、納豆・モロヘイヤ・クロレラなども禁じられています。

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