青汁考察

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青汁の代名詞であるケールについて

青汁の主原料としてよく利用されるケール。
ケールはアブラナ科の野菜で、キャベツやブロッコリーといった野菜の原種でもあります。
「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、また暖かい気候であれば季節を問わず栽培できることから、青汁の原料として重宝されます。

青汁は元々、戦時中から戦後にかけて食糧難になり、満足な食事をとるのが難しい中で、足りない栄養を補うために広まりました。
その際に、優れた栄養価を持つケールが原料として頻繁に扱われるようになったのです。
栄養を摂取できる分、ケールには独特で強い苦みがあったため、青汁は苦いものと広く認識されました。
ケールに豊富に含まれる栄養素には、カルシウムがあります。
葉や骨の形成や、筋肉のスムーズに働かせる目に不可欠なカルシウムですが、ケールは牛乳の約二倍の含有量を誇ります。
100gのケールに対して約220mgが含まれており、比較的カルシウムが多いとされるほうれん草の50mgと比べても圧倒的な数値です。

また食物繊維も非常に豊富です。
食物繊維は腸に運ばれて水と結びつくと、便の量を増やしたり、便の水分量を調節して軟化させることで排出をスムーズにさせます。
特に水溶性の食物繊維は、腸内の中性脂肪やコレステロール・糖質などを絡め取って、便と一緒に体外に排出させます。
過剰に摂取すると、動脈硬化や糖尿病の原因になるこれらの物質の吸収を抑制することで、血液と体を健康に保つのです。
さらにケールは、色素の一種であるルテインの含有量も豊富です。
スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、視力の低下などを引き起こすとされ、眼球にとって有害だと考えられています。
ルテインにはこのブルーライトを吸収・遮断し、目を保護する効能があります。

またルテインは抗酸化作用も強く、細胞を老化させる活性酸素を排除する働きが認められています。
目は紫外線を多く受けるため活性酸素が増殖しやすいですが、ルテインによってこれが排除されれば、目の老化を防ぐことが出来るのです。
目の老化は視力の低下や眼病を招くので、ブルーライトのカットと併せて、二方向から目の健康を守ります。

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